Lyrical Rabbit

更新予定なし

BEST SHOT!!アップトゥボーイ特別編集



コンビニに積んであったので手にとって見ると、表紙の写真が全部ハロプロメン。4期全員あるよ。よかったよかった。中のショットはみんな既出のものだけど、写真集だと見開きになっているショットが1枚もので映っているのが嬉しいからお買い上げ。石川の芝生でちょこんと座ってる写真とか、吉澤の水槽を見上げてる写真と寝転んでるやつね。


で、久々に「I」を開いて見たんだけど、やっぱりなんだかんだいっても石川は綺麗だなぁと改めて思った。この写真集は、とにかく石川が常にフレームの真ん中にいて、石川梨華という女の子を魅力的に映すことを最優先に考えて作られてるような気がする。石川という色をはっきりぱっきり描いているというか。その描き方が私の希望するものとは違ったからちょっと評価辛めなのだけど、石川を綺麗に撮っていることには変わりない。


吉澤の「8teen」から私が受けた印象は「揺れ」。フレームの真ん中にいなかったり、視線を向けてなかったり、ぼやけてたり。色合いもあって、すごく不安定さを感じて、それが逆にこちらの気持ちを揺さぶるというかね。吉澤ってすごく「揺れ」の似合う子だと思うんだな。男っぽかったり女っぽかったり、子供っぽかったり大人っぽかったり、親しみやすかったりとっつきにくかったり。そういうのを含めた吉澤の不安定な部分を、この写真集は上手く形にしていると思う。特にラスト5枚はその端的な部分かな。吉澤自身が全体の雰囲気が好き、というのはよくわかるような気がする。1冊の写真集としてのプランが吉澤にぴったりはまってる。もちろん写真自体も素材もよかったけどね。


「I」が"見る"写真集なら、「8teen」は"感じる"写真集、だと思う。それぞれの良さがあってそれもまた味わい深いもんです。