Lyrical Rabbit

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歌劇



月刊ミュージカルに記者会見が載ったり、いしよしの時代、じゃなかった、せりふの時代でいしよしがインタビューされちゃったりと、割と専門的な雑誌の方でも取り上げられる今回のミュージカルですが、とうとう「歌劇」に載ってしまいました。歌劇といえば宝塚歌劇自らが発行している雑誌ですよ。まあ、だから当然のことながら今回のインタビューで答えているのは宝塚のお方である監修、監督、そして箙さんのお三方のみです。一応愛ちゃんの写真はあるけど。いやー歌劇でモーニング娘。を連呼されるとはwちょっと面白い。でも娘。はミュージカル初体験じゃないですよぅ・・・


で、演出家木村氏によると、今回は「戦前の宝塚」を頭においているようです。戦前の宝塚というのは男性のファンもたくさんいて、好きな生徒が退団してもその人のファンであり続けたと。まさに娘。そのものじゃないですか!「男性の心をも捉える宝塚とはどういうものだったのか」それを娘。を通して箙さんもインタビューの中で「宝塚も、昔は髪を結い、普通の声で男役を演じてた時代がありましたから、男役の原点を見る思いです」と話してます。


そして木村氏は石川クンの話をしてくれてます。声の高さを気にする石川さんに「声はそのままで、心は王子として演じればどうか」と助言したそうです。そうすることで石川さんは王子としての役作りに加え女性ならではの中世的ななまめかしさがあったと。ここが演出の起点になっているとのことで、前述の戦前の宝塚のイメージの例えとして石川さんの話を出してくれてるわけですけど、なんとなく、今回の木村リボンの騎士が見えてくるような気がしました。非常に楽しみです。そしてできるだけ多くを学んでほしい、石川さんには。サッカーにのめりこむくらい芝居にのめりこんでほしいなあ・・・